うみべの女の子①,②

うみべの女の子①,②
作:浅野いにお
<あらすじ>
何も知らなかった自分にはもう戻れない。
海の近くの小さな町に暮らす平凡な中学生・小梅。小梅に思いを寄せる、内向的な同級生・磯辺。思いよりも先に身体を重ねてしまった二人。秘密の時間を過ごせば過ごすほど、心の距離は遠ざかっていく―――。
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初めて浅野いにおさんの作品に触れてすごく影響を受けたもの。地元のブックカフェで読んでからずっと買うか悩んでいたけど、手元に置いておきたくて購入。当時高校生だった私にはすごく衝撃的だった…。
大学生になってから改めて読み返してみると、昔とは感性が変わっていて別視点から作品の良さを感じることができたし、大人になったのかなと少し寂しさも感じた。人間の独特な心理的変化が細かく描写されていて読んでいてもどかしく切なくなる。
今年の夏休みは浅野いにおさんの作品を他にも購入したので読み込んでいきたい。

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こなか

忘れないようにメモしています。 映画とか小説とか音楽とか諸々。 日常のことも少しだけ。